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公務員の育休は最長3年!元福利厚生担当が語る育休事情

公務員の育休ってどれだけ取れるか知っていますか?

実は最長3年取れるんです。

え?3年も取れるの!?

と思った方は、ごく一般的な感覚を持っていると思います。

なぜなら、普通の民間企業では最大でも1年。特別な理由があっても1年半までしか延長することができないからです。

今回は、県庁で福利厚生担当をしていた僕が公務員の育児休業についてくわしく説明していきます。

公務員の育休制度 

公務員の育児休業公務員の育児休業は子供が3歳に達する日まで取得することができます。

つまり、最大で3年間育休を取ることができるということです。これは申し出をするだけでOKなので、「3年希望」って書類に書いて出せばそのまま育休に突入することができますよ。

まあ事前に管理職と育休計画について相談することになるので、実質的にはその面談で決まると思いますが(笑)

ちなみに、この間勤めている自治体からは給料は出ません。つまり無給休業扱いとなります。

じゃあ育休中はお給料が全くもらえないの!?というと、そういうわけではありません。

たしかに自治体からは給料は出ませんが、育児休業に入った時には共済組合から育児休業手当金というものが支給されるので安心してください。

育児休業手当金がもらえる期間

公務員の育児休業子どもが1歳になる日まで育児休業手当金が支給されます。つまり1年分は手当がもらえるということですね!

「パパ・ママ育休プラス」制度

実は、何もしなければ1年間しかもらえない育休手当。これをもらえる期間を長くする方法があります。それが「パパ・ママ育休プラス」制度です。

その条件は、配偶者とともに育児休業すること。この場合、子どもが1歳2か月に達する日まで手当をもらうことができます。つまり2ヶ月多く手当をもらえるってことですね!

この制度のことを「パパ・ママ育休プラス」制度と言います。ちなみにこの制度は民間企業にもありますよ!

さらに長く育休手当が出るケース

そして、実はもう一つ期間を延長できるケースがあります。それは、子供を保育所(認可保育園に限ります)に入所を希望しているのに入所できない場合です。

この場合は1年6ヶ月のあいだ、育児休業手当金が支給されます。

さらにさらに長く育休手当が出るケース

それでも保育所に預けれない日々が続いたとします。そのときは、条件を満たすと最大2年まで育児休業手当金がもらえるんです。

その条件とは、

子供が1歳半になった時点でも保育所に入所できていない

1歳の誕生日前日までに保育所に申し出をしている

入所希望日が誕生日以前(誕生日を含む)

誕生日以降(誕生日を含む)の期間について保育所へ入所できない場合

分かりやすく言うと、0歳のうちに保育所に預けようと思って申し込みしてたけど、預かってもらえなかった!

そしてそのまま2歳になっちゃった!って場合は、2年まで育児休業手当金がもらえるってわけです。

育児休業手当金の額

公務員の育児休業育児休業手当金の額は、実は2つの期間によって額が異なります。それぞれ説明していきますね。

育児休業開始から180日まで

1日につき標準報酬の日額(標準報酬の月額の1/22相当額)×67/100

分かりやすくいうと、1日あたりの給料の2/3相当がもらえるってことです。

1日あたりの給料というのは、基本給のほか、扶養手当、地域手当、特地勤務手当・へき地手当、住居手当・単身赴任手当、通勤手当などを合計したものを、1日あたりに割り戻した金額です。

割り戻しは平日の日数で計算しますので、22で割るということですね。

育児休業開始から181日~

1日につき標準報酬の日額(標準報酬の月額の1/22相当額)×50/100

分かりやすくいうと、1日あたりの給料の半分がもらえるってことです。

育休に入ってから半年たつと、貰える育休手当はちょっと減るということですね。

公務員はどれだけ育休を取得している?

公務員の育児休業それでは、公務員はどのくらいの人が育休を取得しているのでしょうか?

これは正確な統計がないので確かな数字はわかりませんが、体感ではほぼ100%の女性が育児休業を取得していると思います。

なぜそれが分かるかというと、僕が福利厚生担当していたからです。つまり、育休を取得する方の情報は僕のところに集まるようになっていたんですね。そして僕が担当していた中では100%の方が育休を取得していましたよ。

育休を取得する公務員は何年くらい休んでいる?

公務員の育児休業公務員の育休は最大で3年だという話をしました。それでは実際に育休を取得している期間は何年ぐらいが多いのでしょうか?

これは人によるところなのですが、1年から1年半というのが最も多かったように感じます。

ネット上には色々な情報が流れていて、中には「ほとんどの人が3年を取得する」と言ったカキコミも目にしたことがありますが、僕のいた自治体ではそんなことはありません。

最長の3年を取得しない理由としては、長期間仕事から離れてしまうと、いざ職場に戻った時に仕事の勘を取り戻すのに時間がかかって大変というデメリットがあるからです。

実際、そのように話していた方がいらっしゃいましたよ。

育休制度をうまく使ってライフプランをたてよう!

また、古い人の考えではありますが、当時の上司が「3年も休んで・・・ちょっと長すぎじゃないか?戻ってきてからも大変だろうに」というように、漏らしていたのを耳にしたことがあります。

20年~30年前は1年で復帰するというのが常識だった時代を生きた人だからこその発言だとは思いますが、このように考えている人も中にはいるということは覚えておいてください。

しかしこういった意見を気にしていては、自分が思い描いているライフプランを推し進めることはできません。ちゃんとこうした制度があるのですから、それを利用しない手はないと思います。

ぶっちゃけた話、3年も経ってしまえば当時同じ課にいた職員はほぼ全員異動していなくなります。新しい状況からスタートを切れるので、気にすることはありませんよ!

まとめ

  • 公務員の育児休業は最長3年とれる。
  • 育児休業手当金は給料の2/3~1/2程度もらえる。
  • 育児休業手当金がもらえる期間は通常1年まで。条件により最長で2年。

こういった国が作る制度はややこしい書き方が多いですよね。それを分かりやすく、かみくだいて説明していけたらなーと思います。

プロフィール
にゃもにゃも@元公務員ブロガー

理系大学から独学で地方の県職員(行政職)になったけれど、仕事をする中で夢を見つけたため転職した猫が大好きすぎる元公務員「にゃも」です!
現在は上京し、夢のクリエイティブ業界で世界中の人に知られる映画タイトルの3DCGを作ったりしてバリバリ働いています!
このブログでは元公務員という経験を活かして、公務員に関するさまざまな疑問や悩みを解決するための記事を書いています。

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