公務員予備校を徹底比較!元公務員オススメ予備校の料金・口コミ・特徴まとめ

公務員が仕事をしないのはなぜ?元公務員が実態を明かします!

「サボってばかりで仕事をしない」「お役所仕事」などとよく批判のやり玉にあがる公務員。

たまの用事で役所に行ったときにのんびりしているように見え、「もっとテキパキ仕事しろよ!」と思ったことがある人もいるのでは。

たしかに役所の仕事は、忙しくバタバタと走り回ったりする一般的な接客イメージとは遠いかもしれません。

しかし、公務員に対する悪いイメージが近年どんどん悪化していることもその要因のひとつ。

この記事では公務員が仕事をしない理由と、仕事をしていないと思われるようになってしまった理由について、仕事の実態を交えながらお話します。

>公務員の批判が多い3つのワケ!元公務員が分析してみた。

公務員が仕事をしないと言われる理由

公務員が仕事をしないと言われる理由公務員が仕事をしないと言われる理由は、マスコミやインターネットでの公務員叩きが背景にあります。

不景気のあおりもあって、世間では公務員を批判するムードが高まっており、不祥事を起こしてしまった公務員など、極端な例ばかりが取り上げられています。

そうしたイメージが強いため、民間企業と比較するとぬるいとかのんびりしていると思われがちです。

高給取り、残業がない、年金が手厚いなど、公務員の待遇がうらやましく見えるのも、バッシングに拍車をかけているようです。

特に平成に入ってからは不況が長く続き、そのやり場のない気持ちが公務員に向かうようマスコミが仕向けていました。

あまり知らない人もいるかもしれませんが、バブルの頃は誰もが給料がガンガン上がっていたのに公務員は制度上そこまで劇的に昇給することはありません。そのため、「お前なんで儲からない公務員なんてやってんの?」とバカにされたのが当時の風潮です。

しかし景気が変わると世間はマスコミのあおりを受けて意見が一変。今度は公務員たたきです。

昔の「古き良き時代」と言われた公務員のイメージはとうに無くなり、勤務時間中に新聞を広げているような公務員を見ることはほとんど無くなったはずです。

それなのに未だに世間の風当たりが厳しい理由は、世間的に「公務員=オイシイ」という認識が刷り込まれたからです。

きっと今後バブルのような事態が再来しても、国民に根付いた「公務員=オイシイ」という図式は簡単には変わらないでしょう。

確かに公務員は有給休暇などの労働者の権利はきちんと保障していますが、決してのんびりしている職場ばかりではありません。

税務や人事、建築現場、イベント関係など、繁忙期はなかなか家に帰れないような職場も多いのです。

ほんの一部の公務員を取り上げて叩くことで、公務員全体を不当にバッシングしている印象ですね。

中には本当に仕事をしない人も

中には本当に仕事をしない人もしかし、中には最低限の仕事はするものの、責任を回避したり、あまり仕事をしない人もいることはいます。これは民間企業でも「窓際族」などと揶揄されて、閑職にとどまっている人たちに同じことが言えるでしょう。

公務員の場合、なかなか動いてくれない上司がまれにいます。定年間際の中間管理職に見られるタイプで、豊富な経験をふまえた指示は出すけれど、自分では動いてくれない上司です。

公務員の業務を遂行するためには、国民の税金が必要です。そして、その税金を使うためには備品ひとつ買うのにもすべて決裁が必要です。

その際は下の立場から、役職が上の上司に向かって順に決裁をとっていくため、上の立場になるほど責任は重いのです。その重責から逃れようとすることなかれタイプが上司にいると、部下はなかなか大変です。

また、趣味(畑仕事とマラソン)に入れ込みすぎて、そちらを楽しむために仕事をする、と割り切っている男性職員がいました。

優秀で仕事はできるのですが、出世欲が薄いタイプです。きっちりと自分の仕事は果たした上で、定時に帰り、天気の良い日に有給休暇をとり、プライベートを楽しんでいる姿は、とても楽しそうでした。

苦労するほど美徳とされる日本の社会人としては、あまり見られないタイプでしたが、まわりは彼の個性だと認めていました。むしろ、新しい働き方として、職場の風通しを良くしてくれていた印象すらあります。

これからの世代は、自分の時間を大切に考える人がもっと増えていくのではないでしょうか。それは無責任というわけではなく、ダラダラと残業をしないという意味でとても素晴らしいものだと思います。

公務員が仕事をしなくなる理由

公務員が仕事をしなくなる理由公務員が仕事をしなくなる理由は、民間企業との性格の違いが大きいためです。

民間企業は収益を上げるのが最大の目標です。利益を追求しなくては会社経営が立ち行かなくなるため、社員はノルマや達成目標など、数字で見える結果を求められます。

しかし公務員の場合は、「国民や市民の生活の向上」という数値では見えないものが達成目標です。

利益追求が目標ではないので、売上ノルマなどとは無関係で、売り上げが悪いからといってクビになるようなこともありません。

そうした危機感がない分、どうにかして上にのし上がろうというような野心や、ライバル意識などは薄れます。そのような点が世間から見ると「仕事をしない」「ぬるい」と映るのです。

そしてもう一点、公務員はブラック企業のように働いてはならない大きな理由があるのです。

あまり知られていないかもしれませんが、役所や官公庁は民間企業に対し、働き方のロールモデルを示す役割があるためです。

  • 男女関係なく子育て休暇をとれる
  • 臨時職員や非正規公務員でも有給休暇や時間給をきっちりとれる
  • 手厚い福利厚生で職員を守る

など、率先して働きやすい職場環境を実現し、それを民間企業に提示することで社会全体のムードを変えていくのも公務員の仕事のひとつなのです。一部の部署でブラック的な激務なこともありますが…(汗)

とはいえ、近年は働き方改革が提唱され、子育てや介護などと仕事の両立を実現する社会が求められています。

障がい者雇用や、非正規労働者の救済も課題です。公務員はその実現を率先して行わなければならない努力目標があります。そのため現場は人手・財源不足に悩まされているのが現状なのです。

私が見てきた公務員は、わざわざ難関試験を突破してきた人たちばかりのせいか、とても真面目で責任感が強い人が多かったですね。

国や自治体のため、市民の生活のために働いているのに批判されることが多い公務員ですが、イメージだけで不当にバッシングすれば、巡り巡って私たち一般市民の行政サービスの低下にもつながりかねません。

公務員にはおかしな劣等感を持つことなく気持ちよく仕事をしてもらって、私たちのサービス向上のため頑張ってもらいたいですね!

プロフィール
にゃもにゃも@元公務員ブロガー

理系大学から独学で地方の県職員(行政職)になったけれど、仕事をする中で夢を見つけたため転職した猫が大好きすぎる元公務員「にゃも」です!
現在は上京し、夢のクリエイティブ業界で世界中の人に知られる映画タイトルの3DCGを作ったりしてバリバリ働いています!
このブログでは元公務員という経験を活かして、公務員に関するさまざまな疑問や悩みを解決するための記事を書いています。

公務員になりたい、公務員と結婚したい、公務員だけどお金がほしい、公務員の仕事について知りたい、公務員を辞めたい…

など幅広く公務員のことについて、ときにゆる~くときに真面目に分かりやすくお届けします!

詳しいプロフィールはこちら ⇨ にゃものプロフィールを見る